【ご挨拶】ホームページをご覧下さっている皆様へ


 長い間、夫、中川昭一を応援して頂きましたこと、誠に有難うございました。そして、10月8日、9日の通夜、告別式、16日の地元十勝での哀惜の会には、遠路わざわざご会葬戴き、お見送り下さって、格別のご弔慰を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
 また、10月28日の憲政記念館での追悼集会には、3000名の皆様が、熱い思いをお届け下さいましたこと、全国の皆様が、地元事務所へ数千もの花束を今もなお送り続けて下さっていますこと、本当に有難くお礼申し上げます。
 子供たちと私は、悲しみから立ち直るべく、頑張っているところでございますが、皆様の暖かいお気持ちが私たちの背中を押して下さっています。本当に有難うございました。
 まだ、夫の人生を振り返るには時間が足りませんが、駆け抜けた56年の生涯のうち、26年間、政界での仕事の場を与えて頂き、またお支え頂きましたことへの感謝の気持ちをしっかりと胸に刻んで旅立って参りましたこと、愛する日本のため、「正義」を貫き通した年月に悔いはなかったことを確信しております。
 今、夫の残した膨大な資料の整理に追われている毎日を過ごしております。作業が進むにつれ、最後に皆様に送らせて戴きましたメッセージ「日本が危ない」の言葉の意味を噛みしめております。
 悲しみから立ち上がり、皆様から頂いたご恩に報い、また本当に力のない私たちではありますが、世の中のお役に立てますよう、強く生きて参りたいと考えております。
 何を差し置いても皆様にお礼を申し上げるべきところ、このように遅くなりましたことお詫び申し上げます。
 末尾になりましたが、皆様の、そしてご家族の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りを申し上げます。
平成21年12月      
                中川郁子