十勝毎日新聞にコロンビア出張の記事が掲載されました(6月5日)


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最高位勲章を授与 子供たちの和太鼓に感動
 日本とコロンビアの外交関係樹立100周年を記念した式典と晩さん会が5月22日、現地の首都ボゴタで開かれました。日本・コロンビア友好議連会長としてコロンビアを訪問し各種公式行事に出席したほか、ウリベ大統領ら政府高官と会談しました。
 ウリベ大統領は、治安強化に貢献し、必要な増税はきちんと実行しながらも国民から高い支持を得ています。大統領の再選は禁止されていますが、一昨年に特例で再選を果たしたことからも、国民の高い支持がうかがえます。
 滞在中のウリベ大統領との会談では、私が手掛けた国際協力機構(JICA)帯広国際センターを舞台に行われた、都市計画・土地区画整理事業に関する研修の話題になると、大変感謝されました。
 また、グティエレス上院議長にもお会いしました。ここでも歓迎を受け、最高位のコロンビア議会金プラカ大十字勲章を授与されました。現地で活躍されている数学博士の竹内悠さんと名誉総領事のリンセさんへ、両国から感謝の叙勲もありました。
 式典と晩さん会では、日本からは安倍晋三前首相と私があいさつさせていただきました。開会前には現地日本人学校の子供たちによる、見事な和太鼓演奏もあり、非常に感動しました。私からは学校に地球儀を寄贈。地球の反対側でも日本のことを忘れず頑張ってくださいと伝えました。
 中には日系二世の子供たちもいましたが、和太鼓演奏を聞くと衝撃が走り感動を覚えると言っていました。太鼓の響きは世界共通なのだと、実感した場面でした。
(十勝毎日新聞6月5日)


写真:日本・コロンビア外交関係樹立百周年を記念し、コロンビアより叙勲を伝達され、叙勲伝達式後のスピーチを行いました。