ただ今ご紹介にあずかりました中川昭一です。
皆様方とともに建国記念の日を祝い、また天皇陛下のご在任20周年を祝えることを心からうれしく思っております。今朝、家の前に国旗を掲げさせていただきました。元旦に続いて家族とともに、国旗を掲げさせていただきました。
当たり前のことだと思っていますが、近所の何軒かの人も既に国旗が掲げられておりまして、すがすがしい気分にさせていただきました。今日は本当に大事な日だと思っております。私は、一人の人間として、日本人として、国会議員として、そして現在財政金融の責任者として、今年の建国記念日ほど大事な日はないと思っております。
小田村先生からお話がありましたが、政治が混乱しております。また、我々に対する批判も非常に強いです。そのことはよく分かっております。
総理が言い間違えたとか、中川が言い間違えたとか、あるいは、定額給付金もらうとか、もらわないとか。そんなこと私どうでもいいだろうと思っているんです。決して開きなおっている訳ではありません直すべきところは直しました。
今世界が沈没するかもしれないんです。小田村先生からお話がありましたが、日本の経済が沈没するかもしれない、保利政調会長からもこの後お話がありますが、今、政府も与党も、日本の経済をどうやってよくしようかということに必死になって頑張っているわけでありまして、言い間違いもありましょう。
今この瞬間にも言い間違えているかもしれません。後になってマスコミに怒られるかもしれません。
でも、日本の国をどうやって、おじいちゃんや、おばあちゃんや、若い少年たちや、少女たち、あるいは仕事に困っている人たちの生き方を経済を通して再生するか、これが政治だと思うんですね。いいんです、僕ら、支持率が低くて、次の選挙で負けるか負けないかというのは。皆様方のご判断ですから。
でも先人たちも、自分の命よりも日本のためにがんばった先人たちが一杯いらっしゃる。そのことを思うときに私は、自分のことや、政府のことや、党のことや、そんなことを考えずに、とにかく日本の国をよくしたい、アメリカもヨーロッパも困っていますから、みんな今国が一致団結してがんばっているんです。戦わなきゃいけないんです。
そのときに後ろを向いて、「いや、私、『うずちゅう』と言い間違えました、ごめんなさい」と言って、その間に政治が空白になって、戦いがおかしくなったら、本当に皆様方に申し訳ないと思います。私は全力を尽くして、この難局を戦って、戦って、そして国民、日本国が良くなるようになることを、全力を尽くして頑張ることをお誓い申し上げて、お祝いのご挨拶といたします。
本日は誠におめでとうございました。
(PDF版はこちらへ→建国記念日挨拶)