東京の家の近くのお地蔵様へ時々行く。横に井戸があるので、お参りの前に手押しで水を汲み上げ、手を浄めていた。
ところが、昨夏頃から水が上がってこない。先週行った時もやはり水がない。枯れてしまったのか。私の地元・十勝の農家の井戸が枯れたという話も聞いた。そう言えば、昨年の帯広の降水量は平均(900mm)の半分以下だったという。東京の水源、利根川上流の雪も少ないらしい。元々、決して水が豊富でない我が国の水が、いよいよ不安になってきた
春になって、田に十分な水が確保できるだろうか。夏の水は大丈夫だろうか。
最近は、できるだけ日本の水、それも地元の水を飲むようにしている。「地水地消」だ。地球温暖化という大問題に立ち向かうと同時に、一人一人が身近な所で「水の節約」に心がけることも必要になってきた。
1月30日、念願の「水の安全保障戦略機構」が発足した。いよいよ「チーム・水・日本」が内外で実質的に始動する。よくここまで来れたと、関係者に心から感謝したい。