閑話休題……政調会長の一日

s-4_1.jpg


うっとうしい梅雨の季節になりましたが、季節の変わり目を迎えるたびに、月日の経つのは早いと実感させられます。皆さんもご多忙の日々と存じますが、私もことに最近は睡眠時間が3~4時間という日々が続いています。
課題が山積する時代にあって、政治家が暇であってはいけないのは当然ですが、政調会長という職に就いてから、とりわけ分刻みのスケジュールの毎日です。興味をお持ちの方もいらっしゃるかと思うので、6月のある日の私の一日を簡単に紹介してみます。
8:00 私が主催する政策会議/9:00 自民党外交部会・拉致問題対策特命委員会/10:00政策全体会議/11:25 党本部会長室にてインタビュー/ マスコミの方と昼食をとりながら懇談/13:00 本会議/13:15 党本部会長室にてハイリゲンダムサミットおよび観光立国推進基本計画についての打合せ13:30 新聞社取材/14:00 宇宙基本法についての打合せ/18:00 会合・懇談/20:30  インド ナート商工大臣との電話会談/22:00 アメリカ通商代表部 シュワブ代表との電話会談
週末には合同の政策会議や地方出張、テレビ出演などが必ず入ってきます。
これだけのスケジュールをこなすには、むろん私一人では無理な話で、スタッフたちの尽力があってのことですが、最近とみに感じるのは、放電してばかりでいいのか……充電も必要なのではないか……ということです。テニスもなかなかできません。庭の花も相手して欲しそうです。
自分の時間をつくること、それは長短ではなく、落ち着いて何かを考えられる、そんな空間を持つことが大事だと痛切に感じます。
最近、私は美術館めぐりをよくするのですが、催しの内容もさることながら、例えば上野公園のあの空間に気持ちが和らげられる気がするのです。あるいは自宅の自室。私の部屋は狭いのですが、深夜、香を炊いて本を読む。忙しいときにこそそんな時間を持つようにしなければいけない。
そう考えてみると、毎朝15分のダンベルストレッチング、100回の腕立て伏せも、私にとっては貴重な充電時間になっているかもしれません。
参院選挙を控えて、政務は多忙です。年金をはじめとする課題も次々と国会で審議されています。自分がすべきことをきっちりとやると同時に自分が見失うことがあってはならないと、強く感じる昨今です。