■『林家たい平笑天絵日記』 林家たい平 ぴあ
■『たいのおすそ分けちょっと、いい噺』 林家たい平 主婦と生活社
40数年間、何千回見ても飽きない御存知、笑点の若手張り切り師匠の2作。
落語家としても素晴らしいが、実際お会いしても笑顔で礼儀正しく気配りな好青年。
日本の文化‐ぽち袋、着物、絵、言葉、ことわざ、動物、花、魚、やさしさ、笑顔、思いやり。
何気ない日々の出来事に一々考えさせられるこんな一文がある。「神様は平等にそれぞれの人生にスポットライトを当ててくれているんじゃないでしょうか。デスクワークでも机の照明器具が目の前を照らしてくれる。農家の皆さんは太陽という名の眩しいスポットライトを浴びている。光が当たっている瞬間の人間の姿って実に美しいものなんです。」